こんにちは!
「革ジャンを着た便利屋」こと、便利屋!お助け本舗 大阪淀川店の中川です。
自分でベッドを組み立て始めたものの、途中で手が止まってしまった。ここまでは作ったけれど、最後まで完成させられない。
途中まで自分で組んでしまった状態でも、誰かに続きを頼んでいいのでしょうか。
今回は、大阪市淀川区のお客様から頂いた、そんなベッド組立のご相談です。
今回は完成までの作業をお引き受けしました。ただし、残っている部品を取り付ければ、それで終わりとは限りません。すでに組み立てられた部分も、どのような状態になっているかを確認する必要があります。
今回も、組立済みの部分に複数の固定漏れと、つなぎ目の位置を整えた方がよい箇所が見つかりました。
そこで必要なネジを一度緩め、位置を合わせて固定し直してから、残りの組み立てへ進んでいます。
「途中から引き継ぐ」ために、先に確認しておきたいこと。今回は、その確認から、すのこまで取り付けてベッドが完成するまでのお話です。
今回の作業概要
作業地域
大阪市淀川区のお客様宅。
ご相談
ご自身で始めたベッドの組み立てが途中で止まってしまった。今の状態から引き継いで、完成させてほしい。
最初に確認したこと
組立済み部分の部材の向き、ジョイント金具、固定箇所、連結部分の位置と隙間。
見つかった状態と対応
複数箇所の固定漏れと、位置を調整した方がよい連結部分を確認。必要なネジを緩め、位置・チリを合わせて再固定してから、残りの組立工程へ。
作業場所
部材を広げられる場所が限られる室内。二人で長い部材を保持しながら、位置を合わせて組み立て。
人数・時間
2名・約2時間30分。組立済み部分の点検と調整、残りの組立工程を含む今回の作業時間です。
結果
フレームを組み上げ、すのこまで取り付けて、使用出来る状態まで組立完了。
今回の記事で知って頂きたいこと
① 途中まで組んだ状態でも、ご相談ください。
どこまで出来ているか、どこで止まっているかを確認し、現在の状態から完成へつなげる方法を考えます。
② 組み立てた部分も、確認してから続きを。
今回も固定漏れとつなぎ目のずれを確認。必要な箇所を緩めて位置を整え、固定し直してから先へ進みました。
③ 作業時間は、残りの工程だけでは決まりません。
組立済み部分の点検・調整に加え、部材を広げる場所も作業時間に関係します。今回は2名・約2時間30分でした。
ベッドの組み立てが途中で止まってしまった方へ
「ここまで組んだものの、続きが分からない」という状態でも構いません。商品名や説明書、今の状態が分かる写真があれば参考になりますが、まずは分かる範囲でお聞かせください。
お電話でのご相談・対応可否と概算費用のご案内は0円です。
(訪問での現地お見積もりは有料となります)
CASE STORY
ここからは、組立済み部分で見つかった固定漏れと位置ずれ、調整の進め方、限られた作業場所で完成させるまでをご紹介します。
途中からの組立引き継ぎ
残った部品を付け始める前に、すでに組み立てられた部分を確認します。
今回頂いたのは、「自分でベッドを組み立てていたものの、途中で止まってしまったので、ここから完成させてほしい」というご相談です。
未開封の家具を一から組み立てる仕事ではなく、お客様が進められたところから引き継ぐご依頼でした。
まず、現在の組立状態を一通り確認します。部材の向きやジョイント金具の位置、固定するべき箇所が固定されているか、左右のフレームや接合部が無理のない位置に収まっているかを見ていきました。
すでに形になっているからといって、ここまではすべて正しいと決めつけることは出来ません。確認せずに続きを組むと、最後の部材が合わず、かなり手前まで戻ることもあります。
途中から頼んで頂く時ほど、先に「ここまで」を確かめる。今回も、そこから作業を始めました。
組立済み部分の状態
複数箇所の固定漏れと、連結部分の位置・隙間を調整した方がよい箇所がありました。
各部材を確認していくと、組み上がっているように見える部分にも、固定されていない箇所が複数ありました。
また、部材同士の連結部分には、位置や隙間を整えた方がよいところも見つかりました。部材の合わせ目や隙間をそろえる調整を、ここでは「チリ合わせ」と呼んでいます。
外から見える隙間だけでなく、内側のジョイント金具がどの位置にあるかも確認します。
さらに、固定する箇所を一つずつ確認し、未固定のままになっている部分がないかを見ていきました。
組立家具は、それぞれの部材が所定の位置・角度に収まり、必要な固定が機能することを前提に作られています。
位置がずれたまま強く締めると、一部に負荷が集中したり、使っているうちの軋みや緩みにつながったりすることがあります。今回も、固定漏れを埋めるだけでなく、つながり方を整えてから先へ進むことにしました。
位置調整と再固定
必要なネジを一旦緩め、部材が動ける余裕を作ってから、全体の位置を整えました。
位置を調整する必要がある箇所は、固定されていたネジ類を一度緩めました。
強く締まったまま部材を引っ張って合わせるのではなく、少し動ける余裕を作り、フレームの位置とチリを合わせます。そのうえで、改めて固定していきました。
長い部材は、二人で保持しながら連結位置を合わせます。
つなぎ目の収まりも見ながら、必要な位置調整と再固定を進めました。
残りの工程へ進む前に、すでに組まれた部分を整える。
実際に組み立てて感じたこと
日常的に家具を組み立てている側から見ると、よく考えられた構造でした。
今回のベッドは、通販ベッドの中ではよく知られたタイプで、天然素材を多く使い、金具やジョイント部品もしっかりした製品でした。
実際の組立工程も分かりやすく、カムロックなどの金具を使って部材同士を手早く固定出来る構造です。
私たちの印象を一言で言えば、「組み立てやすさに対して、完成時の構造はかなりしっかりしている」という製品でした。
ただし、組立に慣れている側が分かりやすいと感じることと、お客様が最後までご自身で組み立てられるかどうかは、別の話です。
組み立てやすく工夫された製品でも、金具が本来の役割を果たすには、必要な箇所を所定の位置で固定することが大切です。今回も、荷重を受ける部分を本締めしていきました。
負荷が掛かる部分では複数の固定点を使っています。手早く組み立てられることと、使用時にしっかり支えることを両立させようとする設計意図を感じました。
点検・調整を含めた作業時間
途中まで組まれた部分を確認し、限られた場所で組み立てを進めました。
今回の作業は、2名で約2時間30分でした。
この商品を未組立の状態から私たちが一から組んでいれば、構造だけを見ると1時間30分程度で組み上がったのではないか、という印象です。これは実際の商品を扱ったうえでの推定で、今回その時間で作業したという実績でも、所要時間のお約束でもありません。
通常は、商品構造や作業環境を考慮し、ベッドの組立では2時間前後を見込むことが多くなります。
今回は、すでに組まれた部分の点検と調整が必要だったことに加え、部屋の中で部材を広げられる場所もかなり限られていました。
途中まで組んであるから、その分だけ短時間で済むとは限らない。現在の組立状態と、作業する部屋の条件も含めて、必要な工程を考えます。
フレームを組み上げたら、残りのすのこを取り付けます。
これで、途中で止まっていたベッドの組み立てが無事に完了しました。組立済み部分の確認・調整から、残りの工程まで引き継ぎ、使用出来る状態へ仕上げています。
形だけではなく、固定まで
部材を適切な位置へ収め、必要な固定が機能して初めて、設計された状態に近づきます。
組立家具は、基本的に各部材が決められた位置や角度で取り付けられることを前提に設計されています。ベッドらしい形になっていても、必要な固定が抜けていれば、それで完成とはいえません。
また、最初から一箇所ずつ強く締めてしまうと、最後の部材を取り付ける頃に全体が少しずつ引っ張られ、位置が合わなくなることもあります。
大阪淀川店では、必要な箇所をまず仮固定し、全体の位置・面・チリを見たうえで本締めする方法を基本にしています。
見た目を整えるだけでなく、特定の箇所へ無理な負荷を掛けないための工程です。今回、すでに締められていたネジを一旦緩めて調整したのも、同じ考え方によるものです。
調整と、製品側の問題を分ける
組立時の調整で収まる範囲と、部品そのものに問題がある場合は、分けて考えます。
ここからは、今回行った位置調整に関連して、部品そのものが合わない場合の当店の方針もお伝えします。
工業製品である以上、部材にはわずかな寸法差が生じる場合があります。通常の組立調整で吸収出来る範囲であれば、各部材の位置を合わせながら仕上げます。
一方で、部品寸法そのものが大きく違い、正常な方法では組み立てられないような状態なら、話は別です。
当店では原則として、部材を削るなどして無理に合わせることはしません。
今回のように、固定を緩めて位置を整えることと、部品自体の形や寸法を変えてしまうことは同じではありません。今後使用することまで考え、組立方法の調整で対応する範囲を判断しています。
大阪淀川店の現場話
今回も現場へ向かう時は、いつもの革ジャンです。
この日着ていたのは、FINE CREEKのHampton。
ただし家具組立は、床へ座ったり、金具の近くへ体を入れたりする作業もあります。
家具や革ジャンの双方を傷付けないよう、実際の作業では状況に応じて脱いで対応しています。
途中からでもご相談ください
「ここまでやったけれど分からなくなった」という状態からでも構いません。
ベッドを自分で組み立て始めたものの、説明書の途中で分からなくなった。部材が合わない。どこまで正しく組めているのか、自分では判断出来ない。
そんな時も、途中まで組み立てたことを理由に、相談を諦める必要はありません。
今回も、残っていた部品を付けるだけではなく、組立済み部分の固定状態と位置を確認し、必要な箇所を整え直したうえで完成させました。
途中からの組立代行をご相談頂く際は、商品名・メーカー名・商品URL・説明書と、今の状態が分かる写真があると、確認する範囲や必要な作業を考えやすくなります。
部材を広げる場所がどの程度あるかも、分かる範囲でお知らせください。今回のように、作業場所の条件も進め方や所要時間に関係します。
まだ、どこを間違えたのか分からない段階でも構いません。現在の状態を伺い、当店で対応出来る方法を整理します。
「ベッドの組み立てが途中で止まってしまった。ここから完成までお願いしたい」。まずは、そのままお聞かせください。
ベッドを途中まで組み立てた状態から、作業を引き継ぎました
確認すると、固定されていない箇所と、つなぎ目のずれが
無理に締め込まず、一度緩めて位置を合わせ直す
今回の引き継ぎでは、この調整も必要な作業の一つでした。
組み立てやすさと、しっかりした構造。今回のベッドで感じたこと
限られた作業場所で2名・約2時間30分。すのこまで付けて完成
ベッドの形になっていても、組み立てが終わったとは限りません
部品が合わない時、削って無理に組み立てない理由
その場合は製品不良の可能性もあるため、販売店やメーカーへ確認して頂く方針です。
この日の革ジャンはFINE CREEKのHampton
ベッドが途中までしか組み立てられない。今の状態からご相談ください
CONTACT
まずは、お困りごとをお聞かせください。
内容がまだまとまっていなくても構いません。
現在の状況を伺いながら、必要な方法を一緒に整理します。
●大阪市淀川区
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