大阪市淀川区のお客様から、「新居の契約は済んでいるものの、引越しそのものはまだ終わっていない。取り急ぎ寝具だけは先に使える状態にしたいので、不在の間にベッドを組み立てておいてほしい」というご相談を頂きました。
今回は、最初にお客様と対面で作業内容や料金、万一の際の補償対応についてご確認したあと、予備鍵をお預かりし、お客様が外出された状態でベッドの組立からマットレス設置まで行うというご依頼です。
作業終了時にもお客様は戻れない予定だったため、事前にお伝えした概算料金に、万一作業時間が延びた場合にも対応出来る程度の余裕を持たせた金額もお預かりしました。
結果として今回は予定よりスムーズに作業が進み、実際の料金は事前にお伝えしていた概算より安く終了。差額はお釣りとして、作業完了確認書兼領収書と一緒に、お客様から指定されていた場所へ残しています。
また、お客様がその場にいないからこそ、作業内容や商品状態、組立工程、完成状態を後から確認出来るよう、可能な範囲で写真も残しながら作業を進めました。
今回の作業概要
地域・現場状況
大阪市淀川区。契約済みの新居で、引越しそのものはまだ完了していない状態。取り急ぎ寝具だけ先に使える状態にしたいというご相談でした。
ご依頼内容
予備鍵をお預かりし、お客様が外出されている間に購入済みのベッドを組み立て、ご希望によりマットレスまで設置。
作業前の受付
対面で作業内容、料金内訳、概算金額、万一の際の補償対応をご説明。依頼書へ必要事項をご記入・ご署名頂いたうえで正式に受注しました。
組立前の商品確認
説明書と内容物を照合し、複数の木製パーツに塗装面の割れ等を確認。お客様へ報告し、「気にしないのでそのまま進めてほしい」とご了承を頂いてから組立を開始しました。
組立工程
床面を養生し、トルク管理可能な電動工具で仮固定。各部材の位置・面・チリを調整したあと、人の手で各ネジ・ボルトを本締めしました。
作業体制・仕上げ
2名で約2時間。すのこ、マットレスまで設置し、ベッド側面・ヘッドボード側の2方向について壁とのクリアランスも確認しました。
不在中の作業記録
お客様が作業を直接確認出来ないため、商品状態、養生、組立途中、完成状態など可能な範囲で工程を撮影し、作業完了時に写真とともにご報告しました。
料金・作業完了
事前概算より安く作業が完了したため、お預かりした金額との差額を返金。作業完了確認書兼領収書とともに指定場所へ残して退出しました。
今回の記事で特にお伝えしたい事
① 家具組立は「形になれば完成」ではありません。
ベッドのように長期間荷重が掛かる家具では、最初から全てのネジを強く締め込まず、まず仮固定。各部材の位置・面・チリを調整し、最後に本締めすることで、出来るだけ歪みの少ない状態へ仕上げます。
② 見積りは、実際の請求額に近い概算を。
これは家具組立だけではなく、大阪淀川店の見積り全般で重視している考え方です。問い合わせ時だけ安く見える金額ではなく、実務経験から出来るだけ実際の請求額に近い金額をご案内するよう心掛けています。
③ 不在だからこそ、確認と記録を丁寧に。
組立前の商品状態、発見した割れ、床養生、作業工程、完成状態まで可能な範囲で記録。見られていないから簡略化するのではなく、見られていないからこそ普段以上に気を引き締めます。
作業前の確認
鍵やお金をお預かりする仕事だからこそ、作業開始前の条件を曖昧なままにしません。
今回は、作業開始後にお客様が諸用のため外出され、完了予定時間にも現場へ戻ることが出来ないという条件でした。
そのため、まずお客様宅へ訪問し、対面で今回の作業内容と流れをご説明しました。
大阪淀川店では、万一作業中に物損等が発生した場合にも適切に対応出来るよう、作業開始前に料金内訳や概算金額だけでなく、重要事項や万一の際の補償対応の流れなど、必要な事項についてご説明しています。
内容をご確認頂いたうえで、依頼書のお客様記入欄へ必要事項をご記入・ご署名頂き、正式にご依頼を受けます。
今回もこの流れで受付を行ったあと、お客様から予備鍵をお預かりしました。
さらに、作業完了時にお客様が戻れないため、料金についてもその場で精算することが出来ません。
そこで、事前にお伝えした概算料金に、万一想定より作業時間が延びた場合にも対応出来る程度の余裕を持たせた金額をお預かりしました。
ここがポイント
お預かりした金額が、そのまま今回の請求額になるわけではありません。
実際に掛かった料金を作業後に精算し、差額があれば返金します。
組立前の商品確認
組み立ててしまう前だからこそ、欠品・破損・傷を確認する意味があります。
お客様が外出されたあと、まずベッドの梱包を開け、説明書に記載されている内容物と、実際に届いている部材・金具類が一致しているかを確認します。
これは単に「部品が全部あるか」を確認するためだけではありません。
組立前に商品の状態を確認しておけば、もし欠品・破損・大きな傷等があった場合に、組み立ててしまう前にお客様へご報告し、返品や交換等を検討する機会を残すことが出来ます。
一度完全に組み上げてしまうと、「届いた時点で既にあった状態なのか」「組立作業中に発生したものなのか」の判断が難しくなる場合もあります。
そのため当店では、家具組立を始める前の商品確認も大切な工程の一つとして考えています。
今回も部品を順番に確認していると、複数の木製パーツについて、塗装面を含む一部に割れが見つかりました。
今回はお客様が現場にいませんでしたので、見つけた状態をご連絡し、そのまま作業を進めてよいか確認しました。
お客様からは、「その程度であれば気にしないので、そのまま作業を続けてください」というご判断を頂きました。
そこで、お客様のご了承を得たうえで正式に組立作業へ進みます。
組立前に確認する理由
届いた家具を何も確認せず、そのまま組み始めることが家具組立ではありません。
気になる状態があれば組立前にお客様へお伝えし、返品・交換を含めてどうするかを判断して頂くことも大切な工程です。
養生と不在時の作業品質
お客様が見ていないから簡略化するのではなく、不在だからこそ普段以上に気を引き締めます。
今回の新居はまだ本格的な引越し前で、室内にはほとんど荷物がありませんでした。
しかし、何も置かれていない新しい部屋だからこそ、床や壁へ傷を付けないよう、普段と変わらず養生して作業を始めます。
各パーツを床面へ直接置いた状態で作業すると、部材そのものへ傷が入るだけでなく、床面を擦ったり打痕を付けたりする原因にもなります。
そのため、家具の部材を一時的に置く場所や作業スペースについても敷物を使い、部材と床が直接接触しないようにしています。
そして今回、もう一つ普段以上に意識したのが作業工程の記録です。
お客様がその場にいない以上、私たちがどのように作業を進めているかを直接見ることは出来ません。
だからといって、「見られていないから少しくらい簡略化しても分からない」という仕事をするつもりはありません。
むしろ、不在の状態で予備鍵まで預けて任せて頂いているからこそ、普段以上に気を引き締める。
さらに今回は、お客様が後から見ても作業の進み方や完成状態を確認出来るよう、可能な範囲で組立工程を撮影しました。
見られていないから気を抜くのではなく、見られていないからこそ気を引き締める。
家具組立の実務ポイント
「電動工具で全部締めたら完成」ではなく、家具全体を整えてから最後に固定します。
組立式家具では、説明書どおりにネジやボルトを締めていけば、形そのものは完成する商品も多くあります。
しかし、当店では「形になったこと」と「出来るだけ良い状態で組み上がったこと」は別だと考えています。
特にベッドのように、人の体重を長時間支え、寝返りを打つたびに繰り返し荷重を受ける家具では、各部材が出来るだけ歪まず、本来設計された位置へ自然に組み合わされた状態へ仕上げることが重要です。
部材がずれたまま強引にボルトやネジで固定すると、一部へ負荷が集中しやすくなります。
その状態で使用を続けることで、寝返りのたびにベッドから軋み音が出たり、固定部分へ偏った負荷が掛かり続けて、徐々にボルト類の緩みにつながったりする場合があります。
状態によっては、その負荷が長期間集中することで部材そのものの損傷につながる可能性もあります。
① 仮固定
まずは各部材を位置調整出来る程度に固定
② 位置・チリ調整
家具全体の歪みや各面の位置を調整
③ 人の手で本締め
各固定箇所を順番に最終確認
そのため今回も、電動工具で最初から全てのネジを強く締め込んでしまうのではなく、トルク管理が出来る電動工具を使ってまず仮固定します。
仮固定の状態でベッドフレーム全体を組み、各部材の位置、面、隙間、チリを見ながら微調整していきます。
そして各部材の位置が整ったところで、最後は人の手で各固定箇所を順番に本締めします。
人の手で最後に一つずつ確認しながら締めることで、トルクを掛け過ぎることを避けるだけでなく、ネジやボルトの締め忘れがないかを最終確認する工程にもなります。
組立工程の考え方
仮固定 → 家具全体の位置調整 → 人の手で本締め。
電動工具でネジを締めて終わりではなく、こうした工程を一つずつ踏むことが、完成時の精度や安定性につながります。
組立後の仕上げ
「組み立てた」で終わらず、お客様が戻った時にそのまま使える状態まで仕上げます。
フレーム全体の位置と固定状態を確認したあと、すのこを設置します。
今回はベッドフレームと一緒にマットレスも購入されていました。
お客様から、作業終了後すぐ寝具として使える状態にしておいてほしいというご希望を頂いていたため、組み上げたベッドへマットレスまで設置しました。
また大阪淀川店では、家具類を設置する際、特段のご指定がない場合には壁へ完全に密着させず、原則として指1〜2本程度の隙間を設けるようにしています。
壁へ完全に密着させるより、家具と壁の間に少し余裕を持たせておく方が、家具の位置調整や清掃等もしやすくなります。
今回のベッドは、側面側とヘッドボード側の2方向が壁に近い配置でしたので、片側だけを見るのではなく、両方の面を確認しながら設置位置を調整しました。
もちろん、お客様立ち会いのもとで「この壁へぴったり付けてほしい」という具体的なご希望がある場合には、そのご要望にも対応しています。
作業完了・料金精算
家具が完成した時点ではなく、片付け・報告・料金精算まで終わって今回の仕事は完了です。
ベッドとマットレスの設置が終わったあと、使用した工具や養生材を撤去し、商品の段ボールや梱包材等も綺麗にまとめました。
作業完了後、お客様へ工程写真や完成写真とともに完了のご連絡をしました。
完成状態をご覧になったお客様にも、大変喜んで頂くことが出来ました。
そして料金についても、実際には作業が予定よりスムーズに進み、事前にお伝えしていた概算金額より安く完了しました。
そこで実際の作業料金との差額をお釣りとして残し、作業完了確認書兼領収書と一緒に、お客様から事前に指定されていた場所へ置いて現場を退出しました。
今回はお客様のご希望により、領収書の宛名は「上様」としていますが、通常はお客様名をご記入しています。
写真内の住所について
上の写真に写っている名刺・書類の住所は、大阪淀川店の開業当初に使用していた旧所在地です。
現在の所在地は大阪市淀川区十八条3-8-41です。
現在の所在地をGoogleマップで確認する
作業完了後、お客様からは、「預けた金額は何だかんだ全部取られるのではないかと思っていた。本当にお釣りが戻ってくるとは思っていなかったし、最初に聞いていた金額より安くなるとも思っていなかった」という趣旨で喜んで頂きました。
大阪淀川店の見積り方針
これは今回の家具組立だけではなく、大阪淀川店の見積り全般に共通する考え方です。
大阪淀川店では、本来は数万円程度掛かることが容易に想像出来る作業に対し、問い合わせ時には「1万円以内で出来る」と極端に安い金額を伝え、実際の作業後になって理由を並べて大きく料金を上げるような案内は行いません。
ご依頼内容について可能な限り詳しくヒアリングを行い、これまで実際に対応してきた多種多様な現場での作業時間や、過去のお客様へ実際にご請求した金額などを基に、出来るだけ実際の請求額に近い概算をご案内するよう心掛けています。
例えば、単に「いくら掛かりますか」と一つの数字だけをお伝えするのではなく、案件内容によっては、
概算を考える際に整理すること
という範囲まで、可能な限り具体的にお伝えするようにしています。
もちろん便利屋の仕事は、電話やメールだけで現場の全てを完全に把握出来るとは限りません。
そのため事前にお伝えした概算と、実際の請求額が必ず1円単位まで同じになるとお約束出来るものではありません。
それでも、ヒアリングの段階で作業内容や現場条件を出来るだけ具体的に確認し、過去の実務経験から「今回なら、実際にはどのくらいになりそうなのか」を予測することも、当店のような業態に求められる重要な能力の一つだと考えています。
実務経験上、事前に十分なヒアリングが出来ている案件では、最初にお伝えした概算の範囲内、あるいは今回のように概算より安く収まることも少なくありません。
追加料金が必要になりそうな場合
現場で事前には分からなかった条件が判明し、料金が加算される可能性がある場合には、勝手に作業を追加して後から請求することはしません。
なぜ追加作業が必要なのか、その作業を行うとどの程度の料金になる見込みなのかをご説明し、お客様にご了承頂いた場合のみ追加作業を進めます。
例えば「何も置かれていない部屋で家具を組み立てる」と伺っていたものの、実際には既存家具が置かれており、その家具を分解して運び出さなければ新しい家具の組立へ入れないといったケースです。
また、現地で当店の対応をご覧頂いたお客様から、その場で別の作業を追加でご依頼頂くこともあります。
そうした場合についても、追加する作業内容と概算料金を先にお伝えし、お客様にご了承頂いてから作業へ入ります。
見積額は、お客様が最終的に支払うお金に直結する大切な情報です。
最初だけ安く見せることより、出来るだけ実際の請求額に近い金額を事前にお伝えすること。
そして変更が必要になった場合には、作業する前に理由と金額を説明すること。
これも、お客様との信頼関係を築くために大切な仕事の一つだと考えています。
安く終われば喜んで頂けることは多いですが、何の説明もなく「最初に聞いていた金額より大幅に高くなった」となれば、不安や不満を感じるのは当然だと思います。
私自身も、見積りより高い金額を何の説明もなく請求されるのは嫌です。
だからこそ、自分がされたくない料金案内は、お客様にもしたくありません。
家具組立のご相談
「家具が届いたけれど一人では組み立てられない」という段階からでも構いません。
家具組立は、単純に説明書を見ながら形にするだけではありません。
今回のように、
といったご相談もお聞きしています。
不在中の家具組立について
今回のような不在中の作業については、全てのご依頼で一律に対応出来るものではありません。作業内容、事前確認、鍵の受渡し方法、現場条件などを確認したうえで、案件ごとに対応可否を判断します。
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便利屋!お助け本舗 大阪淀川店は、大阪市淀川区を拠点に、お客様からのご相談・ご要望に応じて、大阪市内はもちろん、大阪府内各地や、時には他府県からのご依頼にも対応しております。
「家具が届いたけれど組み立てられない」「引越し前にベッドだけ先に使える状態にしたい」「立ち会えないけれど作業を任せられるか相談したい」という段階から、まず現在の状況をお聞かせください。
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