大阪市北区のグラングリーン大阪で、かなり特殊な大型水槽の搬入をご依頼頂きました。
今回のご依頼元は、新宿区を拠点に「都市空間に渓流を再現する」というコンセプトでアートワークを手掛ける、合同会社 THE KEIRYU COMPANY(渓流カンパニー)様です。
グラングリーン大阪へ新たに入居されるテナント様から、同社が渓流を再現するアートワークの設置を依頼され、その中核となる特殊な大型水槽について、現地での搬入に実績のある業者として大阪淀川店へご相談頂きました。
東京から大阪までの輸送は、THE KEIRYU COMPANY様が別途手配された運送会社様が担当。
ところが現場へ到着して、最初の大きな問題が発生します。
大型水槽を積んできた2t標準コンテナ車が、グラングリーン大阪の荷捌場へ向かう入口の車高制限に掛かり、そのままでは入場できないことが分かりました。
しかし、水槽を設置場所まで届けなければ仕事は終わりません。
そこで現場にいた関係各社で状況を確認し、植栽部分を担当される株式会社ユニバーサル園芸社様の車両へ、大型水槽を2分割して積み替える方法へ変更。
無事に荷捌場へ降ろした後も、今度はこの大型水槽がエレベーターへ入るのかという次の問題が待っていました。
最終的には、制作スタッフ様と水槽の構造を確認し、脚の短い形状を活かして立て台車へ載せたところ、エレベーターへぎりぎり収めることに成功。
大阪淀川店2名を含め、現場全体では約8名で連携し、指定場所までの搬入・設置を無事に完了しました。
今回の作業概要
作業地域・施設
大阪市北区・グラングリーン大阪。
ご依頼元
合同会社 THE KEIRYU COMPANY様。今回が大阪淀川店との初回取引でした。
大阪淀川店の担当範囲
グラングリーン大阪での荷下ろし方法の変更対応、館内搬入、指定位置への設置。東京から大阪までの幹線輸送は、依頼元様が別途手配された運送会社様が担当しています。
対象物
渓流を再現するアートワークに使用する、2分割構造の特殊大型水槽。
最初の問題
大型水槽を積載した2t標準コンテナ車が、今回使用する荷捌場へ向かう入口の車高制限に掛かり、直接入場できませんでした。
現場で変更した方法
株式会社ユニバーサル園芸社様の車両へ、水槽を2分割して積み替え、一旦荷捌場へ搬入。
館内での最大の課題
大型水槽をエレベーターへ載せられるかどうか。制作スタッフ様と構造・搬送姿勢を確認し、立て台車へ載せて搬入しました。
作業体制
大阪淀川店2名。依頼元様・関連企業様・制作関係者様等を合わせ、現場全体では約8名。
結果
館内の指定場所まで搬入し、大型水槽の設置を完了しました。
大型什器・特殊形状の搬入でお困りの法人様へ
搬入物の寸法・重量・荷姿、使用する車両、施設名、搬入口やエレベーターの条件等をお聞かせください。「通常の搬入業者では難しいと言われた」「現地へ着いてから条件が合わないことが分かった」という場合も、現在の状況から対応できる方法を検討します。
それでは、車両の入場問題が分かってから、館内の指定場所へ設置するまでの流れをご紹介します。
初めてのご依頼
通常の家具や什器とは構造もサイズも異なる、特注の大型水槽でした。
今回ご依頼頂いた合同会社 THE KEIRYU COMPANY様は、「都市空間に渓流を再現する」という考え方で、商業施設やオフィス等へ渓流を再現するアートワークを手掛けられています。
今回、グラングリーン大阪へ入居されるテナント様向けにアートワークを設置するにあたり、そのベースとなる特殊な大型水槽を館内へ搬入する必要がありました。
ただ、普通の家具やイベント什器とは違い、かなり特殊な形状と大きさです。
2t標準コンテナ車の荷室長を大きく使うサイズで、搬入先も大型複合施設。
そのため、THE KEIRYU COMPANY様から、関西での商業施設搬入を多数経験している大阪淀川店へ現地搬入をご相談頂きました。
現地到着直後の問題
荷物は到着しているのに、その車両のままでは荷捌場へ入れませんでした。
東京から大型水槽を載せたトラックが現地へ到着。
ところが、グラングリーン大阪の今回使用する荷捌場へ向かおうとしたところ、入口の高さ条件にトラックが収まらないことが分かりました。
ここで「トラックが入れないので今日は搬入できません」としてしまえば、アートワークの設置工程そのものが止まります。
大型施設への搬入では、荷物そのものが運べるかだけでなく、実際に使用する車両が搬入口・荷捌場まで入れるかも重要な条件です。
今回は、その条件が現地で大きな問題として表面化しました。
現場で搬入方法を変更
使える車両と、水槽が2分割構造であることを組み合わせて方法を変えました。
幸い今回の現場には、今後植栽部分を担当される株式会社ユニバーサル園芸社様も入られていました。
機材や人員の移動に使用されていた車両であれば、荷捌場へ入場できることを確認。
さらに、大型水槽は2分割構造だったため、分ければその車両へ載せられることも分かりました。
そこで急きょ、東京から到着したトラックから水槽を積み替え、2回に分けて荷捌場まで降ろす方法へ変更しました。
事前の予定とは違う方法ですが、依頼目的は変わりません。
大型水槽を安全に館内へ運び、指定位置まで納める。
その目的に対して、現場で使える条件を整理して方法を組み替えました。
施設内搬入の実務
荷捌場へ降ろせても、そこから設置場所まで運べなければ搬入は完了しません。
水槽を荷捌場へ降ろした後、THE KEIRYU COMPANY様の現場担当者様と一緒に入館手続きと館内の搬入経路を確認しました。
今回の現場は、グラングリーン大阪が全館オープンする前のプレオープン期間中。
館内の搬入経路には、施設側によって床だけでなく壁面まで広範囲に養生が施されていました。
大型什器の搬入では、長い廊下を通れるだけでは十分ではありません。
途中にある扉、開口部、曲がり角、エレベーターまで含めて、荷物を実際に通せるかを見ていきます。
この写真は、今回実際に使用した搬入経路の記録です。
一番大きかった判断
もし入らなければ、搬入方法そのものをもう一度変える必要がありました。
館内経路を確認する中で、最大の問題になったのがエレベーターです。
今回の大型水槽がエレベーターへ入るかどうかは、実際に現場で確認するまで分かりませんでした。
もし入らない場合には、階段経路を使って上階へ搬入する方法も選択肢として考えていました。
ただ、水槽を見ていると、幅は大きい一方で脚が比較的短い構造です。
「立て台車へ載せれば、意外とエレベーターへ入るのでは?」
という可能性が見えてきました。
もちろん、大型の特殊水槽を思いつきだけで姿勢変更するわけにはいきません。
今回は制作スタッフ様も現場にいらっしゃったため、水槽の構造や荷重の掛かり方を確認し、その搬送姿勢で問題ないことを確認したうえで試しました。
実際に台車へ載せてエレベーターへ入れてみると、ぎりぎりではあるものの無事に収まりました。
もしここで入らなければ、その先はかなり大きな作業変更になっていました。
今回は、施設条件と水槽の構造を見ながら現場で方法を考え、より負担の小さいルートで搬入を続けることが出来ました。
複数社での現場対応
大阪淀川店だけで完結させる仕事ではなく、それぞれの専門性を持ち寄る現場でした。
今回、大阪淀川店から参加したのは2名です。
そこにTHE KEIRYU COMPANY様、株式会社ユニバーサル園芸社様、制作関係者様等が加わり、現場全体では約8名で対応しました。
水槽そのものの構造は制作側へ確認し、植栽については植栽を担当される事業者様がいる。
大阪淀川店は、その大型水槽を現場条件に合わせて館内へ運び、指定位置へ納める搬入部分を担当します。
最初に予定していたトラックでは荷捌場へ入れない。
次に、大型水槽がエレベーターへ入るか分からない。
事前計画どおりに進まない場面が続きましたが、その都度、現場にいる各社で確認しながら方法を組み替え、無事に指定位置への搬入・設置まで終えることが出来ました。
搬入したその後
私たちの搬入後、次の専門事業者様の工程へ引き継がれていきました。
搬入作業中、「これが完成したら、どんな姿になるんでしょうね」と現場でも話していました。
大阪淀川店の担当は、大型水槽を安全に指定位置まで搬入するところまでです。
その後の植栽等は、それぞれの専門事業者様の工程へ引き継がれました。
後日、株式会社ユニバーサル園芸社様のスタッフの方から、植栽施工後の写真を送って頂きました。
トラックの荷台いっぱいに近い大きさで運ばれてきた水槽が、こうして空間の一部になっていく。
搬入だけを担当していると、完成後を見る機会がない現場も多いので、こうして後の姿を見せて頂けるのは嬉しいものです。
初回取引で頂いた評価
今回が初めてのお仕事でしたが、次のご相談につながる評価を頂きました。
THE KEIRYU COMPANY様とは、今回が大阪淀川店にとって初めてのお仕事でした。
しかも初回から、車高制限による積み替え、館内経路の確認、エレベーターへ入るかどうかの判断など、予定どおりには進まない場面が続く案件です。
その一連の進行をご覧頂いた結果、今後関西方面で納品がある場合には、大阪淀川店なら輸送手配から現地搬入まで相談できるという趣旨の、嬉しい評価を頂きました。
今回、東京から大阪までの輸送そのものは別の運送会社様が担当しています。
それでも、現地搬入だけでなく、その前の輸送手配からまとめて相談したいと思って頂けたことは、今回の現場対応を評価して頂けた結果だと受け止めています。
大阪淀川店では、自社軽貨物だけでなく、全国規模の物流ネットワークや協力する運送事業者等も含め、荷物の大きさ・距離・納期・搬入条件に応じて輸送から現地搬入まで方法を検討しています。
大阪淀川店のちょっとした現場話
現場へ向かう時は革ジャン。ただし搬入作業では当然脱ぎました(笑)。
今回の現場は、新年早々の正月休みの時期でした。
この日着て行った革ジャンは、Schottのダブルブレスト。
ただ、今回扱うのはかなり大きく、しかも特殊な水槽です。
さすがにこれを革ジャンのまま搬入するわけにはいかないので、作業時には脱いでいました(笑)。
大阪淀川店は年中無休でご相談を受け付けています。
ただし、年末年始を含め、実際にその日時で現場対応できるかどうかは、ご依頼内容・必要人数・車両・既存の予定等を確認したうえでの判断となります。
特殊搬入のご相談
大型什器では、荷物の寸法だけでなく「どの車両で、どこから、どう館内へ入れるか」まで確認します。
グラングリーン大阪をはじめ、商業施設・オフィスビル等への搬入では、一般的な配送とは異なる条件がある場合があります。
特に大型・特殊形状の什器では、次の情報が分かると具体的に検討しやすくなります。
すべて揃っていなくても構いません。
今回のように現地へ到着してから予定していた方法が使えないと分かる場合もあります。
その時は、現在使える車両・人員・館内経路・商品の構造等を確認し、依頼目的を変えずに実行できる方法があるかを整理します。
当店では今回のグラングリーン大阪以外にも、大阪府内だけでなく兵庫県・京都府等の商業施設やオフィス等で搬入を行ってきた実績があります。
テナント様からの直接のご相談だけでなく、テナント様へ商品・什器・設備を納める企業様からの搬入依頼もご相談ください。
THE KEIRYU COMPANY様から、グラングリーン大阪への大型水槽搬入をご依頼
2t車が荷捌場へ入れない|入口の車高制限で最初の問題が発覚
大型水槽を2分割し、別車両へ積み替えて荷捌場へ
グラングリーン大阪の搬入経路|全面養生された館内を進む
施設の公式搬入マニュアルではありません。グラングリーン大阪を含め、商業施設・オフィスビルの搬入口、荷捌場、入館方法、館内経路等は案件・テナント・時期等によって変わる可能性があるため、実際の搬入時には施設側の最新案内を確認します。
エレベーターへ入るかが最大の分岐|立て台車でギリギリ搬入
約8名で連携し、指定位置への大型水槽設置まで完了
後日届いた植栽後の写真|搬入した水槽が空間の一部へ
初回の仕事から、今後の関西搬入も相談したいとの評価
この日はSchottのダブルブレスト|正月休みの現場へ
グラングリーン大阪・商業施設への搬入をご相談いただく際に
CONTACT
まずは、お困りごとをお聞かせください。
内容がまだまとまっていなくても構いません。
現在の状況を伺いながら、必要な方法を一緒に整理します。
●大阪市淀川区
加島、木川西、木川東、
新北野、十三東、十三本町、
十三元今里、十八条、田川、
田川北、塚本、新高、西中島
西三国、西宮原、野中北、
野中南、東三国、三国本町、
三津屋北、三津屋中、
三津屋南、宮原
その他、周辺市区町村